2009/12/13

任意保険の重要性について

自動車保険の見直し事例の中には、自賠責保険しか入っていなかったという人が改めて任意保険に加入する、というケースが意外と見られます。
これは、自動車保険の仕組みが今ひとつわかっていなかった、よく調べていなかったという人に見られる見直し事例です。
それだけ、任意保険の重要性を軽視していたという事でしょう。

ただ、それは仕方ない部分もあります。
自賠責保険は決して高い保険ではないですが、そこに任意保険を加えるとかなりの出費になります。
その為、入りたくないという人は結構いるのです。

自動車保険の見直し事例の中には、ある程度収入が安定した、増加したから任意保険に加入するというケースも結構あります。
というのも、自賠責保険だけではかなり危ういからです。

自賠責保険は相手に対しての最低保障ですから、心もとない部分が大きいと言えます。
もし、任意保険に入っていない場合、事故を起こして相手を死なせてしまったならば、とてつもない負債を抱える事になります。

ただでさえ、事故のショックで日常生活に多大な影響が生まれる中、そういった状況に追い込まれると、人生を棒に振る可能性すらあるのです。
任意保険には色々な保障がありますが、こういった死亡事故に対して保障を厚くするという事は、非常に大切な事です。

任意保険は、「任意」だけに軽視されてしまうことがあります。
軽視はしていないにしても、経済的な理由から見送る人も結構います。
義務の保険があるんだからそれだけで良いだろうという意識が働くのは、ある程度仕方ないかもしれません。
ですが、公道で運転する者のマナーとして、万が一の時の備えをしておくのは、重要なことと思います。