2009/12/18

無保険車傷害保険を見直そう

自動車保険の対人保険の中で、割と地味な位置にあるのが「無保険者傷害保険」です。
これは、事故を起こした場合、その相手が無保険者だった場合に、自分の保険会社が保険金を支払うというシステムの保険です。

たとえば車と車の衝突事故を起こしたとします。
もし相手に非がある場合は、こちらが保険金を相手方の保険会社から受け取る事ができますよね。
ですが、相手が自動車保険に加入していない場合、賠償金を払えないというケースが発生します。
また、相手が交渉中に雲隠れしてしまう事例もあります。
事故が起きた時、相手が自動車保険に入っていないケースというのは結構あるものです。
自賠責保険にしても、保険料の支払いをしていないなどの問題でストップ状態になっているという事もよくある話です。
もしそういった状況に見舞われたら、最悪ですよね。
そういった時に自分の保険会社が代わりに支払ってくれるのが、無保険者傷害保険です。
最悪の状況を回避する為の保険ということになります。

無保険者傷害保険は、単体で加入する人はまずいません。
実際、単体の保険としては弱いですね。
その為、通常は対人賠償保険のひとつとして付属されています。
よって、無保険者傷害保険の見直し事例は、そのまま対人賠償保険のそれと連動します。
見直し事例としてはほとんど見かけない保険です。見直しを行う場合は、対人賠償保険ごと行う事になるでしょう。
地味ですが、いざという時には加入しておいて良かったと思えるのではないでしょうか。