2009/12/19

自損事故の保険の見直し

自動車事故の内訳は、自損事故がおそらく最も多いかと思います。
というのも、自損事故というのは軽度の場合はあまり警察などには届けませんし、こっそり起きている件数が圧倒的に多いからです。表面上の数字よりも多くの自損事故が起こっていることと思われます。

自損事故というのは、自身の過失で事故を起こし、自分が負傷、自分の車が損傷したケースです。
一番多いのは、ガードレールに接触した場合などに車の一部が破損した、といった事故でしょうか。駐車場で壁にぶつけたというものもよくあります。こういったケースは自損事故保険の対象となります。

自損事故は、最も起こりやすい事故であると同時に、最も保障が少ない保険でもあります。
電柱にぶつかって車は大破、自分は重症などというケースもありますが、そういった場合でも、対人の際の保障と比較すればかなりその費用は少ないですよね。
そういったこともあり、自動車保険の見直し事例としては、自損事故をやめて対人に回すケースが多いようです。

自動車保険の中で序列を作る場合、自損事故はどうしても低めになります。見直し事例でも、自損事故保険の序列は低めです。
ただ、高齢者の場合、逆に自損事故に加入するという見直し事例も結構あります。
やはり、加齢と共に、自身の運動能力や視力の衰えから、運転に不安を抱く人は多くなっていくようです。
そういったケースでは、対人と自損が手厚い自動車保険セットに加入するケースがやはり多いようです。