2009/12/25

人身傷害保険の見直し事例について

自動車保険に加入するにあたり、保険金がおりるタイミングというのは、非常に気になるところかと思います。
多くの保険は、事故が発生した時点で直ぐに保険金がおりるということはありません。支払いまで長引く事、も少なからずあります。

例えば、ひき逃げなどの状況で、加害者が特定しにくい場合は過失の割合がなかなか決まらず、相手との示談が成立しない場合など、そういった状況になるケースは結構多いようです。
そうなってくると、入院費用などは一旦自分で持つ必要があります。もしそこで持ち合わせがないと、かなり面倒な事になりますよね。

そういったケースを想定して作られているのが「人身傷害保険」です。
この保険はその名の通り、人の身体、すなわち保険対象の人物の障害に対して保険金が支払われるというものですが、そういった保険であれば、他にもありますよね。
搭乗者障害保険などともかなり被っていると思われます。

しかし、当然そこには相違点があります。
搭乗者障害保険は定額制なのに対し、この人身傷害保険は休業補償や自分の過失分も保険金でフォローしてくれます。
よって、事故が起きた場合この人身傷害保険であれば、全ての補償額のうち、相手側の過失による保証額を除けば、残りは全額が支払われる、という事になります。
かなり手厚い保障と言えるでしょう。

そういった面から、近年の自動車保険の見直し事例でこの人身傷害保険への加入がよく見受けられます。
搭乗者傷害保険から、この人身傷害保険に乗り換えるという見直し事例も少なくありません。
自動車保険は今、より手厚い保険への見直し事例が増えています。