2009/12/17

対人賠償保険を見直してみましょう

自動車保険の対人賠償保険というのは、任意保険の中でも最もポピュラーな保険です。
対人事故を起こした場合、相手が死傷するケースは非常に多いですが、そういうときに相手に対しての保障を行うための保険金がおりるのが、この対人賠償保険です。
つまり、自賠責保険と方向性は同じです。

ただ、自賠責保険と比較すると、保険金の額はかなり大きいです。
もちろん、その分保険料も高くなります。
主に、自賠責保険の範囲では賄い切れない場合に、この対人賠償保険によって支払いがなされます。

自動車保険の中で、一番優先すべきはこの対人賠償保険です。
自分の車が壊れて、車に乗れなくなるというのはまだ良いです。
自分の身体を負傷させてしまった場合も、問題はあれどまだどうにかなるでしょう。
ただ、相手を怪我させた場合は、そうもいきません。
万が一死亡させてしまった時の保障額は、とても普通に働いて稼げる額ではないですし、後遺症が残るような怪我の場合も同じです。
その為、まず自動車保険においては、この対人賠償保険が勧められます。

見直し事例としては、より強化するという方向の方が多いですね。
最初は車両保険や搭乗者に対しての保険など、手広く保険をかけていた人がそれらを解約し、代わりにこの対人賠償保険を厚くするというケースが目立ちます。
加齢と共に、どういった保険が重要かというのを身をもって理解するケースが多いようです。